10年前の夏、OTAKE21610は北を目指した

2日目 まだまだ遠い北海道

1994年8月24日

目が覚めると列車は盛岡を発車したところだった
相変わらずガラガラの車内なのでのんびりと過ごす。
この時は10年後、ここが第3セクターになるなんて思いもしなかった。
八戸あたりでキヨスクでおにぎりを買い朝食とする。
何事もなく青森到着。
このまま八甲田に乗っていても臨時海峡になり函館まで行けるのだが青函トンネル見学のため定期の海峡1号に乗り換える。
乗り換えの途中、昨晩見送った鳥海が青森着。
経路がかなり遠回りだけど思いのほか早いものだとびっくり。

近畿日本ツーリスト某支店でてんやわんやの末に発券してもらったゾーン529切符を片手に海底駅見学車両に乗り込む。
・・・・・車内は誰もいない。
発車間際にJR東海のツアー客が乗車してきた、どうやらこの回の見学は私とこの団体さんだけのようだ。
青森駅を発車すると青森運転所が見えてくる。
当時はまだまだ現役だった583系電車の中に気になる列車を発見。
水戸の「リゾートエクスプレスゆう」だった。
こんなところで見れるとは思わなかったのですごくラッキーだと思った、この時は。
しばらくして青函トンエルに突入、これでようやく北海道に突入する。
トンネル内を走ること約30分、列車は吉岡海底駅に到着した。
普段この海底駅見学は指定された号車に乗車していた人だけが見学する(多くても40人ぐらい)。
だが、この日は違っていた。
水戸からミステリーツアーできたという団体様約100名が下車されたのだった(滝汗)。
さりげなく聞いたところさっき見かけた「ゆう」で来ていたらしい(汗)。
・・・つーか、見学客役150名中一般客は私1人だった模様。
案内の駅員さんもいつもの3倍以上の大人数相手に大苦戦。
・・・もっとも、その分記念のオレンジカードやグッズはよく売れていたみたいだったが(汗)。
ミニ水族館や公衆便所、ベンチに公衆電話等を見学して再びホームへ。
後続の海峡3号に乗車、団体さんはお昼の弁当を食べ始めた。
時間は昼過ぎだがこの列車には車販など無い、函館まで我慢するしかないか・・・と考えていると。
「あのう、すいません。」
ツアーの添乗員さんだ、弁当の差し入れか?
「・・・よろしければ時刻表を見せていただけないでしょうか?」
とりあえず快く見せてあげました。

そうこうしているうちに列車は函館へ到着。
まずは朝市・・・はとっくに終わっているので近所の食堂で遅い昼食をとる。
昼食後今度は風呂屋で一汗ながした。
本当なら函館山も登っておきたいところだが時間の都合でふともから見上げるだけとする。
今度来たときは昇りたいな。
(次に函館に来たのは大学の卒業旅行だが、この時は北斗星で通過しただけだったり・・)
スーパー北斗に乗り込み一路千歳へ。
この時が振り子列車への初乗車。
(当時)新型だったから車酔いに苦しむとか行ったこともなかった。
ただ、車体が傾いて車窓が空しか見えなくなったときがびっくりした(汗)
南千歳駅で下車、新千歳空港駅に寄り道する。
開業記念の記念切符を買って781系エアポートで札幌へ。
サッポロにたどり着くともう夕方、この日はススキノへラーメンを食べに行った記憶がある。
ラーメンを堪能した後は再び駅に舞い戻り自由席に並ぶ。
今宵の宿は急行「利尻」稚内行き。
そこそこ混んでいて終点まで隣の席が空くことはなかった。
明日はいよいよ最北の地へ。

1日目へ

3日目へ


インデックス