じゃれ合う牝猫の・・・
執筆 by 陸月 行様
原案 by ラフィング・ジェスター様

そこには猫が居た。
黒毛の牝猫はカーペットの上に足を斜めに揃えて座っている。
俗に言う女の子座りだ。
その黒猫の太股に、三毛の牝猫が頭を乗せて横になる。
三毛猫の首に付いている鈴がチリンと涼やかに鳴った。
三毛の紅茶色の髪(?)をかき分けて、耳を表に出す。
「人にして貰うの始めてなんだらか、優しくしなさいよ」
「…わかったわ…」
ちょっと不安そうな三毛猫に、黒猫が静かに答える。
それを聞いた三毛猫の表情が緩むのを見て、黒猫は続けて呟いた。
「…耳、可愛い…」
トタンに三毛猫のが頬を染める。
「な、なに言ってんの!さっさとしなさい!」
三毛猫は声を荒げるが、黒猫にはそれが照れ隠しだと解った。
(…やっぱり、可愛い…)
竹の耳掻きが、三毛猫の耳の中に入っていく。
耳の神経を黒猫に優しく撫で上げられるたびに、三毛猫が小さく痙攣し、鈴の音が部屋に響く。
「…動いてはダメ…」
黒猫が三毛猫に囁いた。
耳の中はデリケートに出来ている為、些細な刺激でも傷つけてしまう。
そのための注意だが、気遣う微妙な力加減が、三毛猫の過敏な神経を追いつめている事に黒猫は気付いていない。
再び黒猫は耳掻きを耳に挿入するが、一向に三毛猫の痙攣が止まらない。
三毛猫の方は、声を出してしまわないように我慢するのが精一杯で、これ以上はどうしようもなかった。
真っ赤になって我慢する三毛猫を見ている内に、段々と黒猫まで妖しい気分になってきた。
(…とても、イイ…)
耳掻きが耳から離れるまで大した時間はかかっていなかったが、三毛猫にとっては数時間の苦行にも感じられただろう。
と、三毛猫が安心した時である。
(…粉、残ってる…)「フゥッ」
「ヒャン!」
耳元に残ったカスを吹き飛ばそうと黒猫が息を吹きかけた。
気を抜いていた三毛猫は、思わず体を固くし、一声鳴いく。
(…面白い…)
「フゥッ」
「ヒャン!」
「フゥッ」
「ヒャン!」
三毛猫の反応が楽しくて繰り返していた黒猫だが、一つだけ不満に思い耳元で囁く。
「…猫の鳴き声は、『にゃあ』だわ…」
「………にゃあ…」
少し悩んでから三毛猫は、黒猫から目を逸らして恥かしそうに鳴いた。
耳まで真っ赤なその仕種を見た黒猫は、我慢できなくなって、また三毛猫の耳に息を吹きかけだした。
「フゥッ」
「ニャン!」
「フゥッ」
「ニャン!」
「フゥッ」
「ニャン!」
「フゥッ」
「ニャン!」
・
・
・
何とか暴走の治まった黒猫が、反対の耳を掃除する。
「…目標発見、これより排除します…」
どうやら、かなり大物を見つけたらしい。
そろそろと耳掻きを三毛猫の耳の中に進入させ、慎重に獲物を狙う。
「…目標をセンターに入れてスイッチ…」
「…目標をセンターに入れてスイッチ…」
「…目標をセンターに入れてスイッチ…」
「…目標をセンターに入れてスイッチ…」
「それ、アンタのセリフじゃないでしょ」
耳元で囁きながら一生懸命に耳掻きを動かしている黒猫に、三毛猫はツッコム事ぐらいしか出来なかった。
「…絆だから…」
一通りキレイになった三毛猫の可愛い耳を黒猫がじーっと見つめる。
フと悪戯を思い付き、三毛猫の体に腕を回し呟いた。
「…もっと、キレイにして上げる…」
膝枕の体制の三毛猫を抱き締めると、黒猫は真っ赤になっている耳にキスをした。
「にゃっ?!」
三毛猫は驚きの声を上げるが黒猫は構わず、そのままの体制で耳に舌を這わせる。
ぴちゃっぴちゃっぴちゃっ。
「にゃっ…にゃっ…にゃっ…」
耳元に直接響く濡れた音とシンクロして、三毛猫が鳴き声を上げ始めた。
何故か甘く感じる耳を一心不乱に舐めている黒猫。
(…美味しい、…もっと…)
陶酔した瞳の黒猫は、高揚のままに更に三毛猫を求める。
黒猫の細くした舌先が耳の穴に進入しようと蠢き始める。
くちゅっくちゅっくちゅっくちゅっくちゅっくちゅっ。
「やっ…にゃっ…にゃんっ…だめぇ…」
軟体動物のようにじりじりと耳の奥に進み入る舌の感覚に、三毛猫が悲鳴を上げるが、抵抗に力が入らず黒猫のなすがままとなっていた。
長い時間を掛けて三毛猫の耳を堪能した、黒猫が囁きかける。
「…反対も食べたい…」
すでに長時間の愛撫で思考を蕩かされている三毛猫は、されるがままに体を入れ替え、既に耳掻きの終わっているもう片方の耳を黒猫に差し出した。
黒猫がその耳の周りを丹念に舐め回し、耳たぶをしゃぶり上げていく。
三毛猫はまるで楽器のように、それに合わせて艶のある鳴き声を上げる。
耳の穴に舌を移しかけた時、黒猫は淫蕩な笑みを浮かべて、三毛猫を抱き締めていた腕を解き、手の位置を動かした。
片手を乳房に重ね、もう片方でお尻にあるシッポを掴んだ。
「…にゃ?」
黒猫は耳の穴の愛撫を再開すると、同時に胸を揉み、シッポを激しく振り回し始めた。
一瞬、愛撫が止んだのを不思議に思い、問い掛けるように鳴く三毛猫だが、いきなり三個所を同時に刺激され激しく悶える。
黒猫は、この赤木博士謹製の猫シッポがどうなっているのか良く知っていた。
このシッポの根はお尻の穴から進入し、直腸の奥深くまで到達しているはずだった。
しかも、表に出ているシッポを動かすと、腸内にあるシッポの根も同様に動くのだ。
外のシッポを激しく動かせば、それに同期して内部も激しくうねり、直腸を抉ってゆく。丁度、三毛猫のお尻の穴が、今、そんな状態だった。
「にゃっ…にゃっ…すごっ…すごいぃ…お…おしり…おしりいぃぃ…」
三毛猫の思った通りの反応に満足して、黒猫は少し動きを変える。
振り回していたシッポの動きを緩め、替わりに乳房を激しく揉み始めたのだ。
揉まれ、握りこまれ、押しつぶされ、黒猫も思いのままに形を変える。
自分も我慢できなくなった黒猫は、お尻を動かしてシッポを振り、直腸の中を刺激し始めた。
「にゃあ…らめぇ…つよくしないれぇ…」
黒猫の手が乳房の中心を探り、突起に指がかかる。
その発達した乳首に指を添えると、男のペニスをそうするようにシゴき始めた。
「にゃっ…にゃっ…にゃっ…にゃっ…それ…イイ…」
乳首が余程良いのか、三毛猫が恍惚とした表情を見せはじめた。
が、黒猫自身の我慢が限界に達したらしい。
ビンビンに勃起した乳首をシゴいていた指が止まると、耳の愛撫とシッポの動きも無くなる。
「にゃあ…やめないれぇ…もっとぉ…」
ぴたりと動きを止めた黒猫に、三毛猫が潤んだ瞳で哀願してくる。
その三毛猫の唇に軽くキスをすると、黒猫は一度体を離す。
黒猫は、胸の毛皮を自分でズリ下ろし乳房を肌けると、三毛猫に囁いた。
「…私も、食べて…」
膝立ちに向かい合うと、二匹の猫がどちらからと無くお互いの体を寄せ合う。
胸を擦り合わせ、押し付け合い、形の歪んだ乳房が刺激し合い、お互いの乳首を固く尖らせる。
その乳首が擦り合い、更に甘い刺激が猫達を高ぶらせる。
乳房で混ぜ合わせ汗が最高の香水になり二匹を包む。
フンフンと可愛い鼻息が上がり、重なり合う唇と、擦り付ける秘部から濡れた水音が辺りを満たす。
猫がじゃれ合うにしては、余りにも淫靡な光景だった。
抱き締め合うように、お互いの腰に回した手を、同時にお尻に移す。
握り込んだシッポのフサフサとした感触も、今はその先に着いている淫らな器官を思わせる。
ブンッ!
シッポが空を切り、狂ったように二匹が振り回した。
「「にゃっ!にゃっ!にゃっ!にゃあぁぁああぁぁぁあぁあぁぁぁん(はーと)」」
小猫達の夜は、今、始まったばかりだった。
おわり じゃない
どうも、陸月です。
後書きを書くのは始めてですがいかがでしたか。
原案のラフィング・ジェスターさんありがとうございます。
所でこのSSには続きとも言うべき物がありまして、実際既に書きあがっています。
今回は他人の妄想の尻馬に乗る形でしたが、そのまま自分のシリーズにも使わせて頂きました。
『アスカ様妄想変 −三毛猫コスプレ−』編、これが今回の本命なんですが、そのまま公開しても面白くないのでクイズを出題する事にしました。
正解者が一人でも居た場合は、公開(後悔)される予定です。
条件は以下の通りです
@自分にEメールで解答をして下さい。メールのタイトルは「猫SSの解答」でお願いします。
A内容には、解答のほかに解答者の名前も記入して下さい(本名でなくても可)。
Bこれは単なるお願いですが、自分の書いたSSで気に入っている物があれば教えて下さい。
それでは問題です。
この後、虎猫が一匹増えるのですが、この虎猫が最初に何をされるでしょう。
ヒント.コレは『妄想変』です。頑張って妄想しましょう。
期限はこれが公開されてから1週間とします。