この作品は
本編がハッピーエンドした世界のお話であり、
LAS作品です。
ご都合主義の権化の様な設定が沢山ありますので、『そんな話しは最低!』とか言ってる方や、LASが嫌いな方は
『読まない自由』を行使して下さい。
読んだ後で文句を言われても、私は一切対応するつもりはありません。
後、この作品はお子様向けで無い描写が含まれる『18禁』作品です。
年齢が満たない方や性的描写が嫌いな方もご遠慮願います。
狂信者達の傲慢な計画をネルフ一丸となって立ち向かい、それに勝利して数ヶ月。
戦いの功労者たるチルドレン達は今、平和になったこの街で楽しい学生ライフを満喫していた。
特に、過酷な戦いの中で生まれた淡い想いを伝えあったアスカとシンジは幸せ状態。
事情を知っている者、なかなかくっつかなかった2人にハラハラ、イライラしていた者達はそんな2人を暖かい眼差しで見守っていた………
但し!本当に暖かく見守っていられたのは少し前までの事ではあるが………
エスカレーション
by あっくん
2001/05/13
今日は登校再開の日。
共に3年生に進級したアスカとシンジは、互いに頬をほんのり染めながらも仲良く手を繋いで登校。
当然、学校への通学路で手を繋いでいるのだから、同級生や後輩達に目撃されてしまいました。
「お、おい。あれって惣流と碇じゃないか?」(同級生A君)
「ああ………って、何!?て、手を繋いでる!?」(同級生B君)
「あ、碇先輩だわ………ええ!?」(下級生Cさん)
「何処何処………うそぉ!?惣流先輩と………いやぁ!」(下級生Dさん)
転校当初から人気の高かったアスカと、使徒との戦いの中で目覚ましく成長を始めたシンジは人気が高く、
その2人が仲良く手を繋いで登校して来たもんだから、それを見かけた第壱中の生徒は悲嘆の叫びをあげた。
「………で、でもよ。以前から噂があったもんなぁ〜」(同級生A君)
「ああ………同居してるしな。当然と言えば当然、むしろ遅かったぐらいじゃないか?」(同級生B君)
「碇先輩と惣流先輩………やっぱり並ぶとお似合いね」(下級生Cさん)
「うん………悔しいけどね」(下級生Dさん)
しかしながら、元々噂のあったアスカとシンジであり、ちょっと事情に詳しい人間は2人が苦しい戦いをした事を知っている。
だから、多少のやっかみは有る様だが、2人の事を素直に受け止める事が出来た様だった。
「お、俺のアスカがぁ!?」(同級生Z君)
「わ、私の可愛いシンジ君がぁ!?」(同級生Yさん)
まぁ、中には諦めの悪い連中も僅かなながら存在してる様だ。
とは言え、絶大の人気を誇ったアスカと、閉校直前に人気沸騰中だったシンジがカップルになったという事実は、
比較的穏やかに認知されたのだった。
そして、2人の事をネルフの事も含めて詳しく知る人間は、からかいながらも2人を祝福する事になる。
「あ、お早う、アスカ。久しぶり………え?」
「よう!シンジ。元気だった………何!?」
「お!センセやんけ。これでまた3人で………なんやと!?」
偶然の………では無く。激化した使徒との戦いがあって一時閉校した中学校である。
進級後のクラス分け等に労力を使っている暇は無い。
よって、クラス毎の進級になっているのでクラスが一緒なのは当然であろう。
だからアスカとシンジが足を踏み入れた教室は3−Aであり、中にいる生徒は皆2−A時代のクラスメート構成となっていた。
「あ、お早う、ヒカリ。元気してた?」
「やあ、トウジにケンスケ。元気そうで嬉しいよ」
教室に入ってきたアスカとシンジは、久しぶりに逢う親友に元気良く挨拶を送る。
手を繋いだままで………
「ア、アスカ………その、繋いだ手は?」
ヒカリが何とか言葉を絞り出し、アスカに尋ねた。
すると尋ねた側と異なり、尋ねられた側は嬉しそうに、そして少し恥ずかしそうに、だけどハッキリと親友に答えを告げた。
「え、えへへ♪よ、予想してると思うけどさ、アタシとシンジ………付き合ってるの♪」
それは今までにヒカリが見たどの笑顔よりも、輝いて、嬉しそうなアスカの笑顔だった。
そんなアスカを見てヒカリは、自分の事の様に嬉しくなり、アスカにお祝いの言葉をかける。
ついでにシンジに釘を刺すのを忘れない。
「おめでとう、アスカ。お似合いよ。………碇君。アスカを泣かせたら私が承知しないからね」
「ふふ、ありがとう、ヒカリ♪」
「大丈夫だよ、僕はアスカを泣かせたりしないよ」
ヒカリの言葉に、アスカが、そして少しだけ苦笑を浮かべてシンジが答える。
そしてシンジの台詞を聞いたアスカは、そっと、更にシンジに寄り添う。
そんなアスカに気付いたシンジも、優しく包み込むように繋いでいた手に少しだけ力を込めた。
ヒカリはそんな2人を見て、少しだけ羨ましく思い、ほんの一瞬だけ未だに固まっているバカの片割れに視線を送り、内心溜息をついたのだった。
「そ、そうか………急な話しやったさかい、驚いてもうたがな」
どうにか驚きから回復して、現実に戻って来た様だ。
しかしながら、それはヒカリの意味深な視線が向けられた後での復活。
鈍いだけでなく、タイミングも悪いジャージである。
「ま、仲良うやりや」
以前ならもっとからかったであろうトウジだが、フォースチルドレンとして同じくネルフに所属する事となり、
アスカとシンジの的確な判断のお陰で、第13使徒に乗っ取られた参号機から軽傷で救われたのだ。
祝福こそすれ、からかう事など………暫くはしないだろう。
「マ、マジかよ………参ったなぁ〜」
漸く最後の1人が息を吹き返し、吹き返した途端に曇った表情で頭を掻くケンスケ。
一体何が参ったのか?
理由は単純にして実に自分勝手な理由だ。
1つは、アスカとシンジは自分が隠し撮りスナップ販売している商品の売れ筋だ。
それなのに2人がカップルとなってしまえば、当然ながら客が減る。客が減れば売上が下がる。
2つ目は、他の男子と違い、シンジの側にいたお陰で彼自身、アスカに近い位置にいた。
よって、上手くすればシンジを出し抜いて自分がアスカを等と不埒な事を考えていたのだ。
まぁ、2つ目に関しては彼も万が一でしか考えておらず、また2人がデキた事は基本的に良い事と思っている。
ただ、それでも大幅な売上ダウンが予想されるだけに、素直に喜べないケンスケだった。
「何が参ったんだい?ケンスケ」
当然だが、ケンスケの言葉を不思議に思ったシンジは、言葉の真意を尋ねた。
ケンスケは慌てて適当な言い訳を模索しようとしたのだが、それより先に1つ目の事を知るトウジが口を開いたのだった。
「つまりや、センセが嫁ハンとくっついたせいで写真が売れんよーなる事を心配しとんのや、ケンスケは」
「ト、トト、トウジぃ!?」
かつての共犯者の裏切りに、ケンスケは非難の叫びをあげる。
しかし、そんなケンスケにトウジは悪びれもせず、逆に諭す行動に出たのだ。
「ケンスケよ、ワシも確かに共犯や。けど、センセと惣流がデキてしもうたからにはスッパリ止めなあかん」
「ば、バカ言うなよ!どれだけ売上が下がると思ってるんだ!?」
反論するケンスケ。
しかし、ケンスケのやってる事は当人の承諾を得ないで行ってる事であり、完全に被写体の価値で売買をしてるのだ。
言い訳、反論すればする程、彼の評価は落ちる事になる。
だが悲しいかな、人は趣味が絡むと冷静な判断を失いがちになるもので、この場合は更に利潤が絡んだ。
かくして、この日以来ケンスケは、学校内での評価、特に女生徒の評価を地の底に落としてしまう。
「アホ!ならお前は自分の彼女の写真が自分の知らんとこで売買されてるの知って我慢出来るんかい!」
「うっ………」
「な、ワシも共犯やった事を認めるし、ワシも一緒にセンセ達に詫びいれるさかい」
「………わ、分かったよ」
トウジの迫力ある説得で、ケンスケも納得した様だ。
しかし、この時のトウジの態度が妙に受け、女子の評価を上げてせいでヒカリが苦労したのは後日の事。
「センセに惣流。隠し撮りの件は悪かった。ネガも後で渡すさかい、今回だけは堪忍してくれ」
「わ、悪かったよ。トウジの言う通りにするから許してくれ」
そんな事実を知らなかったアスカとシンジは呆然と2人の詫びを聞いて、まぁ呆れもしたが2人を許す事にした。
但し!シンジは兎も角、アスカがタダでは許す筈が無い。
「まぁ、シンジも許したし、今回だけは大目に見てあげるけど………今日から1週間!帰りにアタシにはパフェ、シンジにも何か奢りなさい♪」
「げっ!?」
「アタシ達のお陰で稼いだんでしょ?だったら多少は還元して貰わないとね?ね、シンジ♪」
「は、ははは………」
「くぅ〜!トウジ!お前も共犯なんだからな!ワリカンだぞ!」
「ワ、ワシもかい!?」
「鈴原君、自業自得よ、諦めなさい」
「そうそう♪」
「はは、僕にもこればかりはフォロー出来ないね」
オチがついた所で、クラスのみんなが笑い出す。
まぁ、多少のトラブルはあったにせよ、平和になった世界で、アスカとシンジは晴れて恋人同士として楽しく明るい学校生活を再開したのだった。
平和になった世界。
それはつまり、常に戦いの緊張から解放される事を意味し、ネルフでの拘束が減る事を意味した。
戦いの最中にシンジとの間に生まれた想いを、戦いの最中は自ら押さえていたアスカ。
しかし、その必要が無くなり、しかも相思相愛の恋人となったのである。
元々、行動派であり、遠慮とか我慢とかを母親の中に忘れてきてるアスカ。
海外生まれの海外育ちだけに、男女のスキンシップは同世代の連中よりも積極的な考え方を持ってるアスカ。
そんなアスカが、
我慢していた想いを誰憚る必要が無い状況になったのだ。
その結果………
学校が再開されて1週間が過ぎた。
つまり、アスカとシンジの交際についてクラスメート等に発覚してから1週間である。
この頃から2人の関係に変化が生じ始めた。
「あ、お早う、ヒカリ♪」
「お早う、委員長」
「ん?ああ、アスカに碇君。お早う、今日も仲が………あ!」
通学路を学校目指して歩いていたヒカリは、背後からの親友と親友の彼氏の挨拶に振り返り、笑顔で挨拶を返そうとした。
しかし、その挨拶の途中で言葉が途切れてしまったのは何故か?
答えは簡単。
ヒカリは数日前まではもじもじとしながら手を繋いでいた2人が、今朝は腕を、しかも堂々と組んでいたからだ。
「ん?どうしたのよ」
「ど、どうしたって………アスカ、腕」
「ん?………ああ!これね♪」
急にどもったヒカリを変に思ったアスカは、ヒカリが何を言いたいのかを理解した。
そして理解した途端に、今も笑顔だが、より嬉しそうな笑顔を浮かべてシンジに腕にぎゅっとしがみついて親友に答え………
惚気るのだった。
「えへへ♪やっぱ恋人同士なら手を繋ぐんじゃなくて、腕を組まないとね♪ね?
シンジぃ〜(はぁと)」
「まぁね」
答えるシンジはやや照れが残っている様子。
だが照れはあるが否定はしないシンジだった。
「は、はは………そうなの」
あっけらかんと答えられるとヒカリには答えようがなかった。
2人に惚気を聞かされたという気もしないではないが、ヒカリにとって2人の仲が良いのは喜ばしい。
ヒカリはこのまま2人が時を重ね、何れは結ばれるのを期待していたのだから。
しかし!
相手は
即断即決の行動派?のアスカに、
暴走癖を持つシンジなのだ。
ヒカリの脳裏に描いていたイメージは2人の今後の暴走で見事に粉砕されるのであった。
その暴走は翌日の昼休みから始まる………
「ねぇシンジぃ〜(
はぁと)」
「ん?何、アスカ」
とても甘えた声でシンジに語り掛けるアスカ。
転校当初の彼女を知る者は耳を疑いたくなる程に、甘えた、そしてそそるアスカの声。
「家の時みたいに食べたいな?アタシ(
はぁと)」
「え!?家の時って………」
アスカの甘えた声でのお強請りに、驚きが入ったシンジ。
2人は教室で昼食を取っているのだから、これがクラスメートの注意を引かない訳がない。
よって、この時点でクラスメートはヒカリ達も含めて
『耳をダンボ』にして次の会話を待った。
「駄目ぇ〜?(
はぁと)」
「え、えっと〜………」
向き合って座っていたアスカは、この時点でシンジの隣に移り、シンジの肩に頭を乗せて懐き攻撃。
勝ち気でプライドの高いアスカのこの行動に、クラスメートの目が点になるのはお約束。
「いいでしょぉ〜?(
はぁと)」
「う、う〜ん………」
言ってアスカはシンジのお膝に座り、右手をシンジの首に、左手でシンジの胸板をこねくり出す始末。
当然ながら、これを見ていたクラスメートは
『目が点』モードから口をパクパク
『金魚』モードへ移行する。
「ねぇ〜?シンジってばぁ〜(
はぁと)」
「………ど、どうしても?」
「うん!どうしても♪」
「………流石に学校じゃ恥ずかしいんだけどなぁ〜」
「♪」
シンジは『やれやれ』といった感じで、アスカの弁当箱を引き寄せて、アスカに抱き付かれているにも関わらず器用に卵焼きを1つ摘む。
するとアスカは『待ってました♪』とばかりに、雛鳥よろしく大きく口を開けてニコニコする。
そしてシンジに摘まれた卵焼きは………
一度シンジに銜えられてからアスカの口へ………
それは2人の話しの展開からクラスメート達が想像していたのよりも遙かにレベルの高い
『食べさせっこ』。
………言い直しましょう。
口移しによるラブラブなランチだったのです!
………哀れかな、この光景を興味心から見ていたクラスメートは
『石化』してしまう。
ヒカリ達も例外では無く、ヒカリお得意の台詞である
『不潔よぉ!!』を放つ事も出来ずに仲良く『石化』したのであった。
さて、加害者?であるアスカとシンジといえば………周りの状況に気付きもしないで、ラブラブなランチタイムを満喫していた。
尚、この日以降、3−Aの教室は昼休みになるとアスカとシンジを除く生徒は別の教室か
別の場所へ待避して昼食を取る事となった………
さて、学校でこんな暴走をするアスカとシンジだ。
家での生活はどうなっているのかというと………
「うふふ、シンジの肌ってホントに綺麗………」
「ははは、僕よりもアスカの肌の方がもっと綺麗だよ」
学校同様に、甘〜い夕食を済ませたアスカとシンジは今、
一緒に入浴中だった。
恋人宣言からまだ日も経っていないのに一緒にお風呂!っていうのは早過ぎると思われるだろうが、実はこの2人、恋人同士になる前。
つまりはエヴァに乗っていた頃既に最後まで行ってしまってたのだ。
あの辛く苦しい戦いの最中、互いを慰める為にどちらからという訳でもなく、自然と関係を持ったのである。
勿論、互いに異性としての意識しあい、淡い想いを共に抱いてたからこそ求めあった。
で、そんな経緯から既に肉体関係があり、今まで苦労した反動から大いにイチャついてたのだから、こうなるのは時間の問題だっただろう。
抑圧されていた感情の解放とは、時として常識を打ち破り、暴走するものである。
「あは♪そんなにアタシの肌って綺麗?」
「うん。食べちゃいたいぐらいだよ………
ちゅっ♪」
「
あん♪」
可愛く首を傾げて、嬉しそうに尋ね返すアスカにシンジは態度で示す?
つまり、アスカの見事に成長している膨らみの先っぽへの口撃だ。
そして、シンジの行動は口撃だけでは収まらず、空いているもう1つの膨らみへも手による攻撃が開始された。
「ん、ちょ、ちょっとぉ〜………あん、だめぇ〜………此処じゃやぁ〜(
はぁと)」
シンジの攻撃に甘い声を漏らすアスカ。
言葉では嫌がってるのだが、
頬を染めて瞳を潤ませていては説得力に欠けるというもの。
「ふふ、本当に駄目?」
あっと言う間に堅くなったアスカの乳首を摘み、クリクリと弄り廻しながらシンジが尋ねる。
シンジの表情は、彼にしては珍しく人の悪い笑みを浮かべていた。
どう見ても、相手が『No』言えないのを悟っての質問だ。
しかし………中学生のする事じゃないぞ。
周りの評価では美形で優しい人気ある男子なシンジだが、エッチの時には暴走気味の野獣君の様だ。
この辺りは、
ゲンドウの血を引いているせいかもしれない。
「………い、意地悪ぅ………あぁん♪」
伏し目がちに小声で囀るアスカ。
普段、美人だ綺麗だと言われる彼女だが、こんな時の彼女は可愛いとの表現の方が似合う。
そして、その彼女が頬を染め、瞳を潤ませた上に全裸で甘い囀りを聞かせているのだ。
ハッキリ言って、
暴力的な魅力である。
この状況にあれば世の男、まぁ特殊な趣味の連中を除けば誰しも後先考えず
野獣君になるだろう。
「可愛いよ、アスカ………」
当然の流れで、シンジは暴走。
悪戯のつもりであったのが、本気の攻めに切り替わる。
シンジは甘い台詞を囁いたその口で、アスカの唇を塞いだ。
そして、啄むような軽いキスを幾度と無く繰り返す。
「「ん…ん、んん、ん」」
もう既にアスカはされるがまま状態だ。
シンジとの繰り返されるキスに夢見心地になっている。
それを見て取ったシンジはというと、軽いキスから徐々に深いキス、濃厚なキスへと変化させていく。
また同時に、アスカの形、サイズ共にバランスの取れたふくよかな膨らみへの愛撫も忘れない。
「んあぁ………あ、あ、あん………ん、んあ!」
惚れた男に繰り返されるキス、そして優しい愛撫にアスカは甘い喘ぎを漏らし続ける。
そして自然とシンジの………これから自分を愛し、快楽へと導いてくれるであろうシンジのモノに手を添える。
どうでもいいが………
中学生の手口じゃないぞ!?シンジよ………
「んん、あ………シ、シンジぃ………ちょ、頂戴………」
潤んだ瞳で懇願する様にシンジを見つめるアスカ。
まぁ、湯船に浸かったままの行為だった為だろう、湯の心地よい感覚もあってアスカは完全にその気になっている。
「あれ?まだいつもの
半分もしてないよ?」
辛抱出来ないといったアスカにシンジは、これまた
親譲り?の人の悪い笑みを浮かべて問い返す。
どうもシンジは普段と異なり、エッチになると
些か外道になる様だ。
まぁ、普段は主導権をアスカに握られてるだけに、これはこれでバランスが取れているのかもしれないが。
「やぁ………意地悪………だよぉ」
半ば涙目で抗議するアスカ。
そんなアスカは、もはや
『暴力的な』では言い表せない程に魅力的だ。
「ごめん。じゃ、部屋………行こうか?」
流石にこれ以上は可哀相と思ったシンジは、アスカにそう告げる。
シンジも風呂場で最後までの行為に至るつもりは無いらしい。
「………うん」
シンジの首に腕を廻し、抱き付きながらアスカは可愛らしくコクンと頷く。
………もっとも、してる事は中学生という事を考えると
『可愛らしい』で済ます事が出来ないだろうが。
「ねぇ、だっこして………」
どろどろに甘ったるい声でアスカが言う。
するとシンジも心得たもので、お姫様のお願い通りにだっこをして湯船から上がらせる。
流石にネルフで戦闘訓練を受け続けたお陰で、今のシンジは華奢な割に力があるから女の子一人ぐらい苦もなくだっこ出来るのだ。
そして、脱衣所で簡単に互いの身体を拭いた後、二人は部屋へと消えて行き………
「んふ………シンジぃ〜、早くぅ〜(
はぁと)」
「はは、慌てん坊さんだね、アスカは」
「だってぇ、だってぇ〜」
「ふふ、可愛いよ」
シンジはアスカをベットに寝かすと、身体を包んでいたバスタオルを脱がし火照ったアスカの裸体を露わにする。
そして自分のバスタオルも脱ぎ捨てると、アスカに覆い被さる格好でベットへ。
潤んだ瞳で期待に満ちた表情のアスカにシンジは、優しく深いキスをする。
アスカはキスが大好きなので、暫しシンジとのキスに酔う。
一方のシンジはというと、頃合いを図ってキスをしながら右手で胸への愛撫を始める。
優しく包み込む様にゆっくりとアスカの胸を揉む。
時折、人差し指と中指でツンと堅くなった乳首を挟み込んで責めたりもした。
「んん、んふぅ………あ、あぁ、やぁ………ん、ん」
そのシンジの愛撫に喘ぐアスカ。
敏感に反応しながら悩ましい声を囀る。
その反応を見てとったシンジは、塞いだ唇はそのままに、胸をまさぐっていた右手を下腹部へと差し向けアスカの茂みに触れる。
茂みに達すると、中指でスーっとアスカの割れ目を一擦りしてみた。
「んあぁ!」
シンジの指で敏感に反応し、喜びの声をあげるアスカ。
シンジが中指を見ると、既にアスカの準備が万全である事が見てとれた。
まだ一度も秘部を攻めてもないのに、既にアスカの秘部はグショグショである。
「ふふ、アスカってばこんなにして」
「………やぁぁ、い、言わないでよぉ」
長い長いキスを終えた途端、シンジは濡れた指をアスカに見せる。
それを見たアスカは、ちょっと視線をシンジから外して、拗ねた様に答えた。
そんなアスカを見たシンジは嬉しそうな顔をする。
どうやら、この拗ねて甘えた様なアスカを見たいが為に、意地悪をしている様だ。
「ね、ねぇ………お願い、切ないのぉ」
「分かった」
流石にこれ以上苛めるのは、シンジにも出来ない。
シンジはアスカのお願いを聞き入れて、滾った自分のモノをアスカの秘部に添えて告げた。
「早くぅ〜(
はぁと)」
「じゃ、いくよ」
強請るアスカに掛け声一つすると、シンジはタップリと濡れたアスカの秘部へと、自分のモノを一気に差し入れた。
「ん、んん、はぁぁ!」
漸く待ちに待ったモノを貰ったアスカは、次の瞬間、シンジの背中に腕を廻してギュッとシンジを抱きしめた。
一方のシンジは、アスカの望みに応えるべく、腰を動かしていく。
「ん、あ、あん………う、んぅ、あぁぁ!!」
「アスカ………激しいのがいい?」
「あぁん………う、うん………は、激しくしてぇ」
シンジの問い掛けに、アスカは声も絶え絶えに返事をした。
その返事に応え、シンジは腰を動かすスピードをアップする。
流石に経験が少ないので、今一つ腰の動きはぎこちないシンジ。
だが、大好きなアスカを感じさせようと懸命に腰を振る。
「んあ!う、うん、あぁぁぁ………は、はぁん、シ…シンジぃ〜、も、もっとぉ!」
自らも腰振るシンジに合わせ、腰を押しつけて悶えるアスカ。
セックスは感情に左右されるものだ。
例えぎこちないシンジの動きであっても、愛しいシンジとの睦み合い。
その事実にアスカは酔いしれていた。
「んんぁ………はぁ、はぁ、ん、あ、あぁ、あああああ!」
「ア、アスカ………アスカ」
「シ、シンジぃ………ん、んんん!」
互いに高まりあってきたのだろう、再びキスを、ディープなキスを交わす二人。
貪りつく様に、互いの舌を舐め、絡めあう。
そして………
「う、ア、アスカ………も、もう」
「んん………も、もうちょっと………あ、あん、後、少し………んんん!」
シンジに我慢の限界が来た様だ。
それと同時に、アスカも後少しでイケそうと告げる。
それを聞いたシンジは、アスカの為に最後の踏ん張りを見せて、懸命にイキそうなのを我慢しつつスパートをかけた。
「う、く………ア、アスカ」
「シ、シン………あ、あん、あん!あ、はぁぁ、ああああああ!!」
「うっ!も、もう………駄目、だ!」
「ア、アタシも………だ、駄目、イ、イクの………イっちゃうのぉ!んぅ、あぁ、あ、ああああああ!!!」
一際、大きな声をあげるアスカ。
どうやら望み通りに、シンジと一緒にイけた様だ。
一方のシンジはというと、イった開放感からの気怠く心地よい疲れと共に、覆い被さっているアスカへと身を委ねる。
そんなシンジをアスカは、両の腕をシンジの背中に廻して優しく抱き留めた。
アスカもイった時に得る心地よい疲労状態なのだが、自然と腕が動いた様だ。
そして暫し、静寂の時を迎える。
心地よい疲れと、互いの火照った身体の温もりはセックスしている時と同様、もしかするとそれ以上に気持ちいいものである。
二人はそんな心地よさを共に堪能していた。
だが!
シンジもアスカもハッキリ言って
若いのだ。
溢れんばかりのパワーと回復力、そして何より、一度覚えた快楽の炎はそう簡単には鎮火しないものである。
言ってしまえば、今の二人は
『肉欲に溺れる』の状態にあるのだ。
そんな二人が1ラウンドだけで収まる筈はない。
当然の事として、暫しの心地よいインターバルを経て、第2ラウンドへと突入するのは自然な流れでであった。
「今夜
も………寝かせないよ、アスカ」
「うふふ、それは
アタシの台詞よ(はぁと)」
恐ろしい台詞と共に、再び盛る子猫達。
まぁ、共に将来のビジョンを持っており、他人には割り込み不可能な愛情の絆で結ばれているのも事実。
他人には計り知れない程の辛い経験もした二人だ、現時点での妊娠にさえ注意すれば大目に見る事も出来る。
しかし!
それは
他人に迷惑を掛けない事が前提だ。
その点では、二人は
大いに他人迷惑な存在だった。
その最大の被害者………葛城ミサトは今も自分の部屋で、
何重にも布団を被って涙している。
「うぅ………また盛り始めたのね………勘弁してよぉ〜」
哀れ三十路女。
浮気者の加持は未だに結婚の踏ん切りがつかない為、
出張と称して海外逃亡中。
独り寝の寂しい夜を
若い恋人達の睦言をBGMに寝なければならないのだ。
普通だったら二人に文句を言うか、二人を追い出すか、自分が出て行くなどの選択をする所なのだが、それが出来ない。
何故か?
答えは簡単な事。二人への不干渉と警護を兼ねた同居を彼女の
上司が命令したせいだ。
そんな親バカの理不尽な命令によって、ミサトは毎晩枕を濡らす事となったのだった。
「
あぁん!シンジぃ〜、そ、そこぉ!」
「あう〜………アスカ、何でそんなに声が大きいの?………シクシク」
この時点で既に暴走していると言ってもいいだろう。
確かに今時中学生で初体験というのは珍しい話しでもない。
だが、この二人に関しては行き過ぎと言ってもいい。
そして、そんな二人の暴走は
雪山の坂を転がる雪玉の様に、膨らみ勢いを増して行くのであった………
「全く、アスカも碇君も………5時間目は始まってるのに何処に行ったのかしら?」
5時間目のチャイムが鳴っても教室に戻って来なかった二人を捜しに出たのは、当然ながら学級委員長たるヒカリだ。
既に学校の何処でも
新婚夫婦の様にイチャつく二人。
そんな二人が授業に遅れる理由は………考えるまでも無くイチャついて周囲に目がいってないせいである。
それがヒカリには分かっているので、本当は二人を捜しに来るのは嫌で仕方ないのだが、彼女の肩書きがそれを許さない。
ヒカリは、かなり重い足取りで二人が潜んでいそうな場所を次々に巡回していったのだった。
中庭、裏庭、屋上と探し、体育館周辺を見回していた時に、体育館に隣接する体育倉庫の方から微かな声が聞こえた気がした。
誰も居る筈のない体育倉庫………
あれだけ暴走している二人に、このシチュエーション。
思春期真っ最中の普通の中学生であれば、まぁ極普通に中で何が起こっているのかを
想像(妄想)する事が出来たであろう。
だが、悲しいかな潔癖性であり『法を守るのが正義、秩序の為には何をしても許される』タイプのヒカリには、その手の想像は出来なかったのだ。
かくして………
ヒカリは体育倉庫の中を覗いてしまったのである。
そして、次の瞬間、ヒカリの瞳に映ったのは………
「んん、ん、ん、ん………はぁ………どう?気持ちいい?」
「うん、とってもいいよ、アスカ」
跳び箱に腰掛けたシンジ………その下半身にはズボンを履いておらず、
中学生の癖に立派なモノをそそり立たせていた。
一方のアスカは、そのシンジの立派なのモノをしっかりと手で握りながら、さっきの問い掛けである。
まぁ言うまでも無い事だろうが、アスカはシンジにお口のご奉仕………フェラの真っ最中だったのだ。
そんな光景を目にしたヒカリはと言うと………固まっていた。
もしこれが二人のキスシーンとかに抱擁シーンとかに出逢っていたのであれば、
教室での暴走に慣れた事もあり
『不潔よーーーーーっ!!』の台詞も言えただろう。
だが、二人がヒカリに見せたシーンは、そんな生やさしいレベルでは無かった訳だ。
まぁ普通、同級生の生フェラシーンなど見せられれば固まるというものだ。
ヒカリを責める事は出来ない。
むしろ学校で、しかも授業中にこんな事をしている
二人がハッキリ悪い!
「ねぇ〜、今度はアタシにもしてよぉ〜(
はぁと)」
「くす………もう授業が始まってるんだよ?」
「ふ〜んだ。受験用の勉強なんて意味ないもん!それより
シンジと愛の勉強の方が有意義だもん♪」
「くすくす………姫君の望むままに♪」
ヒカリの存在なんかに気付きもしない二人は、
愛の勉強?第二ステージへと移行する。
アスカをマットに寝かせ、
妙に手慣れた手つきでアスカの制服を脱がせ始めたのだ。
シンジは寝かせたアスカの唇を吸いつつ、本当に手慣れた手つきで見事に脱がしていったのだ。
さて、そんな暴走する二人に気付いて貰えないヒカリはどうなったのか?
実はまだ固まっていたりする。
固まっていたりするのだが、その目線は睦み合う二人に釘付けだ。
その為に視界には、徐々にテンションのあがっていく二人が常に飛び込んでくるので、石化は解けないという悪循環。
かくしてヒカリは、同級生の、それも親友とその彼氏の
生本番シーンを最後まで見る事となってしまったのだ。
「くすくす。アスカの胸………柔らかくて甘くて♪」
「あぁん♪………いいのよ、もっと味わって♪きゃうん♪」
シンジはアスカの中学平均を遙かにオーバーしているサイズの胸にキスをする。
まるで壊れ物に触れるが如く優しく………とも思えば、時折強く激しく吸う。
そんなシンジの愛撫に、アスカは恍惚とした表情で喘ぎ、更なる愛撫を求めていく。
ヒカリは頭の中で
『不潔よ!!』を連呼するのだが、何処か羨ましいという気持ちが見え隠れする表情で見つめる。
そしてヒカリの身体は、今までに感じた事がない感覚に囚われていた。
「んん!あぁぁぁぁぁ!!そ、そこぉ!!あん、も、もっと突いてぇ!!」
「うん………もっと突いてあげるよ、アスカ」
「う、んあああああ!!」
二人の行為は進み、既に本番中。
全裸となったアスカを同じく全裸となったシンジに抱かれている。
ヒカリとて中学三年だ、二人のしている行為が何の行為か分からないとは言わない。
だがヒカリにしてみれば、その行為は新たな命を生み出す神聖な行為なのだ。
それを今、目の前の二人が激しく行っている。
しかも命を創る行為としてではなく、快楽に溺れる行為として。
潔癖なヒカリからすれば、それは冒涜とも言える行為に思えた。
しかし、悲しいかな。
ずっと二人の行為、言ってしまえば生でアダルトビデオを見ている状態の
ヒカリは既に濡れていた。
そして、その自らの事を恥じてしまったが為に、この日の二人の行為について追求、糾弾する事は無かった。
もしここで、ヒカリが二人を責めていれば、二人の暴走も
学校では沈静化したかもしれない。
だが実際は、更なる学校での暴走をしているシンジとアスカであった。
屋上に放課後の教室。保健室にトイレまで………
二人の暴走はエスカレートする………
以後、二人の現場を目の当たりにして、
色ボケ精神汚染者が続出した事は言うまでもないだろう。
また、目撃者が男子だった場合は、精神汚染の上に
シンジの制裁を受けてしまうのだから哀れだ。
勿論、学校側には
某ヒゲが手を廻して黙らせたのはお約束だ。
「ねぇシンジぃ〜(
はぁと)」
「ん?何、アスカ」
「今度はさぁ〜、
電車の中でしてみない?」
「あ、
それ痴漢プレイみたいでいいね♪」
どうやら二人の暴走は、家と学校に収まらず、
街にも飛び火しそうな気配であった………
END