シンジの目覚めは、酷く曖昧なものだった。

 自分がいったい何をしていたのか、そしてどうして眠っていたのかが、にわかには思い出せない。

 それはシンジの耳を最前からくすぐり続けていた、少女が漏らすにはあまりに艶っぽい喘ぎ声のせいだったかも知れない。

 ――アスカ……?

 シンジは最愛の想い人の名前を思い起こしながら身じろぎする。

 その喘ぎ声は、いつもシンジが彼女にあげさせていたものだったからだ。

 ぼやけていたシンジの瞳が、ようやく目の前の像に焦点を結び始め、やけに重たく感じる瞼を、渾身の力を込めてシンジは引き上げた。

「あ……あはぁ……ふぅ、んんっ……い……ひぃ……」

 焦点が結ばれてくるとともに、聴覚もが本来の機能を取り戻す。

 いや、まともに働かなかった頭が、ようやく動き始めたと言うべきか。

 目を見開いて、シンジは目の前で揺れる少女の身体を呆然と見つめるしかなかった。

 身体だけではない、小さな頭もガクガクと揺れて長く美しい赤い髪が前後に雪崩れるように振れ、秀麗な顔の半分を覆ってしまっていた。

 その髪に隠されて、普段ならば活発な光を湛えている蒼い瞳は見ることができない。

 その代わりに半開きになった口許からは、シンジの耳に慣れた甘い声が、滴る涎とともにぼたぼたとこぼれ落ちている。

 何故アスカがオナニーなどに耽っているのだろうと、シンジは訝った。

 そのシンジの想像力を嗤うことはできない。

 何故ならアスカはパステルブルーの制服に身を包んだままで、華奢な身体を淫らにくねらせていたのだから。

 ただ、清楚と言えるはずの制服姿ではあったが、純白のブラウスのボタンは上の二つが外され、赤いリボンは解かれて襟元に引っかかっていた。

 卑猥に蠢く腰を覆い隠すスカートの前には大きく染みが広がり、アスカがどれほど感じているのかを赤裸々に物語っていた。

「あぐぅ……あっあっあっ……イッ……い、いひぃぃぃっ……いく、イクぅっ!」

 一声高く叫んだアスカの顔が仰け反り、白い喉が露わになった。

 ぴくっぴくっとそれが震え、アスカがアクメに達したのをシンジは不思議な思いで見つめるだけだった。

 アスカの頭が力を失い、がくりと前に堕ちた。

 その後ろに何かが見えた。

 それはサングラスに隠された表情だった。

 ――!

 事ここに到って、ようやくシンジの思考が正常な状態に戻された。

 容赦なく。

 自分たちに何が起こったのか。

 それをシンジは思いだし、慌てたように立ち上がろうとした……



 それが起こったのは今朝のことだった。

 いつものように学校へ登校するためにマンションを出たアスカとシンジの前に、一目でネルフの所属と判る黒塗りのセダンが止められた。

 何事かと訝る二人の前で運転席のドアが開かれ、男が一人姿を現わした。

「あの……何か?」

 そう言いかけて男に近寄ったシンジが、男の目の前で不意に崩れ落ちた。

 バシッという耳慣れぬ音とともに。

 だが、アスカはその音が発するものが何であるかを知っていた。

 ――スタンガン!

 アスカはすかさず身を翻して、逃げようとしたがすでに手遅れだった。

 倒れかかるシンジの身体を車にもたれさせるように男はいなして、長く速い足取りでアスカに近づき、手にしたスタンガンの金具をアスカの首筋に押しつけ、トリガーを引いた。

 びくっと身体を硬直させたアスカは、物も言えずに気絶させられた。

 倒れた子供二人を、男は手早く慣れた仕草で車に乗せると、何処へともなく走り去ったのだった。



 そして、二人はこの地下室に連れて来られたのだった。



 ガシャアアアアッ!

 けたたましい音を立てて、シンジは椅子ごとひっくり返っていた。

 自分に何が起こったのか理解できないまま、それでもシンジは再び立ち上がろうとする。

 だが、四肢の自由がままならず、シンジは芋虫のごとく埃まみれの床の上を這い回るのがやっとだった。

「ようやくお目覚めか、サードチルドレン?」

 アスカを後ろから抱え込んでいる男が、無感動にシンジに向かって声を掛けた。

 いや、無感動というわけではない。

 多少の嘲りの色がその声音には混じっていた。

「何してるんだっ!」

 シンジの口から怒声が迸る。

 しかし男はシンジの言葉など意に介する様子もなく、絶頂に達して荒く甘い息をついているアスカの髪をむんずと掴むと、顔を仰向かせ、小さく可憐な唇を貪るように自分の唇を合わせた。

「や……やめろおおおおおっ!」

 張り裂けんばかりの悲痛な叫びがシンジの喉から絞り出された。

 だが、男はアスカの口から赤い蛭のような舌を自分の舌を絡ませながら引きずり出して、シンジに見せつけるようにして自分の舌をねっとりと絡ませてさんざん嬲ってから言った。

「そんなに怒るこたないだろ、サードチルドレン。いつもお前がこの牝犬相手にやってることだろうが。俺にもお裾分けしてくれたって減るもんじゃないだろう? それによ、セカンドチルドレンは俺にいきなりブチ込まれても、全然嫌がったりしなかったぜ」

 言いながら、男はおもむろにアスカの口に指を差し込んだ。

 差し込まれた人差し指と中指をアスカは愛おしむように、長く延ばした舌で包み、まるでペニスをしゃぶり立てるようにして、淫らな水音も高く、舐め上げた。

「そ……そんなことを……アスカ……他の、男に……」

 ふしだらに蠢くアスカの舌を唖然と見つめていたシンジの頭が力を失い、床にごとりと音を立てて落とされた。

 そんなシンジを見下ろして、男がサングラスの下で嗤った。

「なーにいまさら落ちこんでんだよぉ。お前がこの女をこういう風にしたんだろうが、いまさらこの女に貞淑を求めてどーすんだよ、なぁ?」

 男はアスカの舌を指先で挟んで引っ張り上げながら、あさましい姿を曝すアスカに同意を求めるように訊いた。

「ひゃ……ひゃいぃ……」

 みっともなく大きく口を開けさせられたまま、アスカはもどかしげに答える。

「気持ち良くってたまらねえんだよなぁ、おめえは誰のチンポでもよがれる牝犬なんだよなぁ?」

 自分を蔑む男の言葉を肯定するように、いや、むしろその言葉を嬉しがるようにアスカは何度も頷き、涎を辺りに振りまきながら必死に叫ぶ。

「もっろぉ……もっろあらひにうっろんれくらひゃいぃ……」

 舌を引き延ばされたまま、まさに回すことの出来ぬ舌でたどたどしい口調でアスカは言い、貫かれたままの腰をもぞもぞと動かす。

「さ、淫乱牝犬のセカンドチルドレン様はどうしたいんだ? 愛しいサードチルドレン様がお目覚めなんだぜ。どうだい、ここは一つ開いたお口で愛してやっちゃ?」

 アスカの口を指で犯すのをやめ、男はアスカを四つん這いにさせる。

 まさにアスカは牝犬同然だった。欲望に狂った狂犬さながらの。

 犬のような格好で這いつくばるアスカを、男はたくしあげたスカート越しに貫いた腰を動かすことだけで思いのままに操った。

 ぐっぐっと二度ほど腰を突き込むと、アスカは悲鳴を上げながら前へと進み始める。

「ひっ……ひあ……あぐぅ……」

「ほらほら、おまえの大好きな肉の棒があそこに隠れてるぜぇ、犬は大好物を掘り出しにいかなくちゃならないよなぁ……おらぁ!」

 言いながら男はまた深い一撃をアスカのオマンコにぶち込んだ。

 男の長大なペニスは軽々とアスカの子宮口を抉り、アスカに短いアクメを味あわせた。

「くひぃっ……はぁ……はいぃ……アタシはシンジのを舐めたいですぅ……」

「それじゃ、犬みたいに歩け。四つん這いに歩いてお前の大好きなモノを口で取り出してしゃぶれ!」

「は……はうぅ……はい……」

 ズンズンと容赦なく突き込まれ続けるペニスに促され、アスカは男の一突きごとに淫らに腰をくねらせて、倒れたままのシンジににじり寄っていく。

「あ……アスカ……」

 床に転がったシンジは、舌を突き出し涎を垂らしながら近づいてくる、まさに性の狂犬と化したアスカを憐れみとも怒りともつかぬ視線で見つめるだけだった。

 後ろ手に縛られ、足をも縛られて身動きできぬシンジに手を掛けたアスカは、うつぶせに倒れていたシンジの身体を頭を押し付けて仰向けに転がした。

「……ゴメン……ゴメンね、シンジ……でも……でも我慢できないの……身体じゅうが火照ってどうしようもないのよ……アタシのいやらしいオマンコが疼いて耐えられないのよぉ……」

 涙をこぼしながらアスカはそう言うと、シンジのズボンに手を掛ける。

 シンジのそこは、もうはち切れんばかりに膨らみきっていた。

 いかにシンジが心の内でこの状況を呪おうとも、目の前で繰り広げられる、愛おしいアスカの痴態に覚えた欲望を消しさることなど不可能だった。

「おいおい……」

 手を使ったアスカを見咎め、男がもはやコントロールロッドと化したペニスを引き抜こうと腰を引く。

「ああっ、抜いちゃ嫌ぁ! 抜かないで、入れたままにしてぇっ!!」

 膣内を満たしていた硬い肉の感触が抜き去られようとするのを感じたアスカは、半狂乱になって自分の腰を男の腰に叩きつけるようにして戻そうとする。

「自分をよく考えろよ、セカンドチルドレン。お前は牝犬なんだろうがよ、手を使ったらいけないだろう? 口で開いてやるんだよ」

「判ったからぁっ……判ったから入れてえっ! もっとぉ……もっとあなたのチンポ膣奥まで突っ込んでいてぇっ!」

「ったく、とんでもねえ好き者だぜ」

 呆れながらも楽しげに、男は戻した腰を再びアスカのぐじゃぐじゃに肉襞が弾けるオマンコに鋭く突き入れる。

「くぅあぁぁぁっ! 深いぃぃぃっ……子宮まで……届いて……壊れ……そうっ!」

 アスカの口から涎が飛沫となって飛び散り、シンジのズボンを汚す。

 ガクガクと上半身を震わせながら、アスカはシンジの股間に頭を近づけると、ズボンのジッパーにガチガチと歯を立て、それを引き下ろした。

 開いたズボンの前から、こんもりと膨らんだ白いブリーフの生地が顔を出す。

 その前にはすでに染みが出来ており、堅い弾力をアスカの唇に伝えてきた。

「凄い……シンジの……こんなになってる……」

 突き込まれるペニスの味とはまた別の味を持つはずのシンジのペニスが、アスカの淫らな期待に更なる油を注ぐ。

「や……止めてよ、アスカ……こんなの……こんなの、違うよ」

 シンジは必死になってアスカに思いとどまらせようと、言葉を紡ぐ。

「何を今更」

 だが、悲痛なシンジの言葉を、男が悠々とアスカに向かって腰を使いながら嘲笑う。

「サードチルドレンよぉ、おまえさんだって男だろう? 男が女のこんな姿を見りゃあ興奮すんのは当たり前なんだよ。無理に我慢しようとすんじゃねぇよ……先刻からおれとこの牝犬の交尾を見ていて興奮してたんだろ。すげぇやりてぇんだろうが。この牝犬の腐れオマンコにたっぷり出してやりたくてたまらないんだろ?」

「…………」

 シンジは答えることが出来なかった。

 その間にもアスカの唇と舌は絶え間なく蠢いて、シンジの堅く雄々しいペニスを窮屈な下着の中から掘り出していた。

 シンジのペニスはブリーフから掘り出されると、凄まじい角度を維持して雄々しく屹立した。

「凄い……シンジのオチンチンこんなになってるぅ……」

 うっとりと、アスカはそれを見つめ、蒼い瞳を期待に潤ませた。

 それを見た男も目を丸くしていた。

「すげぇの持ってるんだな……こりゃこのガキが夢中になんのも無理ねぇや」

 自分のペニスと遜色のないシンジの逸物を見て、男は正直嫉妬していた。

 が、それを押し殺し、男は更に言葉を継いだ。

「ほらよ、牝犬。お前の大好きな御主人様のチンポがこんなになってるんだぜ、牝犬のお前にはどうしたらいいのか判っているよな?」

 男の言葉が終わるよりも早く、アスカはシンジのペニスにむしゃぶりついていた。

「ん……ぴちゃ……ふぅ、んむぅっ……ちゅぷ……ちゅばぁ……ぶちゅぷちゅ……」

 咽喉奥深くまで苦もなくアスカはそれを呑み込み、唇で締め上げ、舌で舐め上げる。

「うっ、うあぁぁっ……駄目だよ、アスカ……そんなにしたらぁ……」

 シンジの弱点はアスカに知り尽くされていた。

 弱いところを重点的に、激しく責め立てられ、シンジは一気に頂点まで引きずり上げられた。

 しかもこんな異常な状況下である。

 精神的にも崖っぷちまで追いつめられていたシンジに、アスカの舌使いに耐えうる余裕などは全くなかった。

「出してぇ……早くぅ……熱くて濃いシンジのザーメンいっぱい掛けてぇ……」

 本当に手を使うことなく、アスカは舌と唇、そして顔全体を使ってシンジのペニスを愛撫してゆく。ペニスの先から滴る透明な粘液が、アスカの顔をべとべとに汚し粘つく糸を引く。アスカはその感触を楽しむかのように頬ずりし、再び鈴口にちろちろと舌を這わせ、もうすぐシンジが吹き上げるはずの生黄色くて遙かに粘つく液体を今か今かと待ち受ける。

「ううっ……駄目だぁ、もう……ふあっ」

 シンジが激しく顔を横に振り、ひきつれるように大きく息を吸い込む。

「出して……出してシンジ! いっぱい、いっぱいアタシにぶちまけてぇっ!」

 シンジが限界に達したことを知ったアスカは、ビクビクと脈打つペニスに向かって叫びながら、期待に歪んだ微笑を浮かべた顔をペニスの前に曝した。

「うあああああああああああああああああっ!」

 シンジの悲鳴とともに、ついにそれが迸る。

 ペニスから放たれた精液は白い弾丸と化して、アスカの顔に勢いよくシャワーのように降りかかった。

「あ……熱いぃぃっ……シンジのせーえき、凄く熱いよぉ……」

 うっとりとアスカは自分の顔にへばり付く粘液の感触に酔いしれた。

 頬を伝って滴る生臭い液体を、アスカは舌を突き出して舐め取り、咽喉を鳴らしながら次から次へと呑み込んでいく。

「ああ……美味しいのぉ……シンジのザーメン、凄く濃くって、咽喉に絡まるのぉ……」

 そう言いながら、アスカは力無くぐったりと縮んでいくシンジのペニスを本当に愛おしそうにぺろぺろと舐め上げる。

「まだ、足りねぇよなぁ……牝犬?」

 男の言葉にアスカはかすかに頷いた。

 こんなことくらいでは、到底満足できなかった。

 ――もっと……もっと汚して欲しい……

 そのことだけしか、今のアスカの頭にはない。

「じゃあ、どうしたらいいんだ?」

 男の問いに、アスカは自分の身を覆う服を取り去り始めることを答とした。

 そう、まだまだシンジには頑張って欲しかったから。

 頑張って、自分をもっと犯し、汚し尽くして欲しかったから。

「ねぇ……もっとぉ……もっとアタシを犯して……ねぇ、シンジぃ……」

 横たわるシンジに見せつけるようにしてアスカは制服を脱ぎ落とし、清楚なライトブルーのフロントホックのブラジャーを取り去る。

 すると、ぶるん、と中学生のものとはとても思えない、形良く大きな乳房がこぼれて揺れた。

 その頂にある、二つの乳首はこれ以上ないくらいに堅く勃ちあがり、その存在を誇示していた。

「ねぇ、見てぇシンジ……アタシ、駄目なの……こんなことされてるのに、こんなに感じちゃってるのぉ……お願いぃ、一緒に……一緒に狂って……アタシの膣内でアンタの好きなだけ狂わせてあげるぅ……」

「アスカ……」

 あまりに淫らなアスカの言葉に、萎えていたシンジのペニスが力を取り戻し始めた。

 一揺れごとにシンジのペニスには大量の血液が送り込まれ、むくむくと毒蛇の頭のような亀頭が大きく膨れてゆく。

 それを間近に見たアスカは嬉しそうにスカートにも手を掛け、それを脱ぎ捨てようとするが、繋がったままの男の腰が邪魔で脱ぐことが出来なかった。

「あ……」

 と、アスカの口から残念そうな声が漏れた。

 だが、意外なことに男はアスカからペニスを引き抜くと、それを助けた。

「?」

「ご褒美だ、そいつのを銜え込んでやれ」

 そう言って、男はアスカの白く長い脚を上げさせるとスカートを取り去った。

「は……はい!」

 喜色満面で、あすかはいそいそとシンジの上に跨ると、自分の指で淫らな涎を滴らせ続けるオマンコを、びらり、と両手で掻き開いた。

 鮮紅色の内壁がぞろりと蠢いて、シンジの性感をそれ一色に染め変えた。

「ほらぁ、シンジ見てぇ。こんななのよ……アタシのオマンコから涎がこんなに溢れて止まらないの……アンタのこの太いので、これを止めてもいいでしょ……ねぇ……」

 そう言うとアスカは、ばっくりと指で割り広げたオマンコを、いきり立つシンジのペニスにあてがい、ゆっくりと膣内へと沈めていく。

「くぁ……あああああっ……あふぅ……いい……」

 最後まで沈めきると、アスカは大きな吐息をついて満足げに頭を揺らした。

「やっぱり……アタシにはアンタのが一番……太くて……堅くて……いいのぉ……」

 そう言いながら、アスカはゆっくりと腰を上下に振りたて始めた。

 しかし、アスカの肩を後ろから男が押さえ、アスカの動きを制した。

「え……?」

「俺も仲間に入れてくれなくちゃ、困るぜ」

 にやりと笑いながら言うと、男はアスカの身体を前へと押し倒した。

 シンジに身体を預けるようにアスカは倒れ込み、シンジの顔にアスカの豊かな乳房が押しつけられた。

 シンジはほとんど反射的に、口許に訪れたアスカの可愛らしい乳首を唇の間に挟み込んでいた。

「ひゃあっ……」

 突然の胸への刺激にアスカは小さな悲鳴を上げる。

 男の目の前には、シンジのペニスと繋がるアスカのヴァギナと、興奮してひくひくと息づく小さなアナルが露わになっていて、アスカが悲鳴を上げた瞬間にアナルがイソギンチャクの口のように淫猥な窄まりを繰り返すのが見て取れた。

 その視線の行く先から、男が何を考えているのかは一目瞭然だった。

「それじゃあ、俺はこっちの穴で楽しませてもらうぜ」

 そう言うと男はアスカのオマンコから垂れ流される大量の愛液を指で掬い取り、アナルに塗り込め始めた。

「ひっ……い……嫌ぁ! そっちは、お尻は駄目ぇっ!」

 自分の肛門になめらかに滑り込んだ指先の異質な感触にアスカは拒絶の声を上げていた。

「すぐに慣れるって、気にすんな」

 けれど、男はそれを許すつもりはないようだ。

「ひっ! ひゃあっ!」

 膣に感じるものとは明らかに異なる感触にアスカは激しく身を震わせる。

 だが、それは決して嫌悪からだけの震えではなかった。

 むずむずとした、さざめきにも似た快感が、間違いなく後ろの穴からもアスカの身体中に広がろうとしていた。

 その初めて味わう快感への不安がアスカに拒絶の言葉を吐かせたのだった。

「牝犬の穴なんてのは、男を悦ばせるためにだけあるんだからよ。こんだけ丁寧に犯してやってんだから感謝して欲しいくらいだぜ」

 それを知ってか知らずか、男は容赦なくアスカの小さな穴に次々と指先を打ち込み、揉みほぐしていく。

 右手と左手の人差し指と中指、計四本の指を男はアスカのアナルに突っ込むと、それを容赦なく拡げた。

「いぎいいいいっ! 痛いっ、止めて、やめてぇぇぇっ! そんなことしないでぇっ!」

 さすがにその行為には快感はなかった。

 アスカは涙をこぼしながら、シンジにすがりついて必死に痛みを堪えた。

「ほー、こいつは綺麗なもんだな。さすがはこの町でも指折りの美少女だけはあるってか?」

 そこに男は顔を近づけ、錐のように尖らせた舌でアスカのアナルを犯し始める。

 柔らかな舌での愛撫は、痛みの中にあって確かに快感の炎を灯す。

 無理矢理広げられた痛みが薄まり、そこからじわじわと擽られるようなエクスタシーがアスカを襲い始めた。

「嫌ぁ……やめてぇ……」

 身を捩りながら、アスカは初めて味わうアナルへの快感が身を蝕み始めるのを止める手だてを知らなかった。

 これを知ってしまったら、自分が何処まで堕ちてしまうのか?

 その恐怖もあったが、それ以上にそこから湧き出る快感は激しく熱いものだった。

「さすがに匂いは強烈だな……いくら飛び切りの美少女でも出すものは俺たちと一緒らしいなぁ」

「やだぁっ……言わないでぇ、そんなこと言わないでぇ!」

 恥ずかしさのあまり、アスカは思わず叫んでいた。

 だが……

「うああああっ!」

 不意にシンジが激しく呻く。

 アスカはそれが何故なのか判らなかったが、男にはシンジが呻いた理由が判ったようだった。

 ニヤニヤと笑いながら、男は更にアスカを辱める言葉を投げつけつつ、アナルをくりくりといじくり犯す。

「このウンコの出る穴を犯されたら、牝犬のお前はとっても悦ぶんだろう?」

「そんな……そんなことないっ!」

 まだ理性は残されていた。

 だからアスカは男の言葉に必死に反駁した。

 けれど、それは本心からの言葉だったろうか?

「だ……駄目だぁ、アスカ……そんなに締めたらっ!」

 そう、このシンジの反応が全てを物語っていた。

 シンジの叫びを耳にして、くっくっと男は含み笑いを漏らす。

「さすがは牝犬。言葉で虐められて感じてるんじゃねぇかよ。お前のオマンコが俺の言葉に感じてぎゅんぎゅん締めつけちまってるんだよ」

「そ……そんな」

 ことはない、とアスカは続けたかった。

 しかし、自分の身体の反応をアスカも感じ取っていた。

 ――言葉でいたぶられて……アタシ、感じてる……?

「ま、俺にはどうでもいいがな……そろそろ十分にほぐれたか?」

 と言いながら男は、アスカの美しい鮮紅色のアナルに無造作に自分のペニスをあてがった。

「あ……ああ……」

 期待と恐怖の板挟みとなったアスカは震えながら、今にもペニスを迎え入れんとするアヌスに意識を集中してしまう。

 ずる、と先刻の指四本合わせたよりも一回りは太い男の亀頭が押し入ってくる。

「ひぎ……ぃ」

 ガチガチと体を震わせ、アスカはひたすらその痛みと快楽の入り交じる感覚に耐える。

「さすがに……きついな」

 そう言いながら、男はゆっくりと小さな振幅でピストン運動を開始した。

「ぎっ……かはっ……ひあっ……ふぎぃっ」

 苦しみと悦楽の狭間で、アスカは腸壁を掻き毟る男のペニスの存在感だけを感じるしかなくなっていた。

「そろそろ、本格的に動かすぜぇ」

 アスカに宣言するように男は言うと、腰をアスカの小さなお尻にぶつけるようにして長大なペニスを根本まで突き込んだ。

「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああっ!」

 断末魔、と言っても差し支えないほどの悲鳴がアスカの口から迸る。

 痛み、だけではない。

 快楽、だけでもない。

 人間が得ることの出来る感覚全てを凝縮したような、神経そのものを掻き毟るような怖ろしいほどの刺激にアスカは瞬時に達し、悶絶していた。

「こ……こいつぁきついぜ……すげえぜ、死んじまいそうなくらいに具合がいいぜ」

 あまりにきつい締め付けに、男は歯を食いしばって必死に射精感を堪えながら、アスカに言ってやった。

「痛い痛い痛いぃぃぃっ! やめてよぉっ、動かさないでぇっ!」

 しかし、まだ痛みの方が先行しているらしく、肛門を引き裂かれてしまいそうな感覚に涙をぼろぼろとこぼしながら、アスカは必死に男に懇願した。

 しかし、男がそれを聞き入れるはずもない。

「うおおおっ、こんなすげえ穴持ってるんなら感じるだろうがよ、もっと力を抜いておめえも楽しんでみろよっ!」

「嫌あっ、嘘よぉぉっ……ひいぃっ、痛いぃ……シンジぃ痛いよぉっ、助けてぇっ!」

 濡れることのない穴を無情に抉られる激痛を堪えるようにして、アスカは必死にシンジにしがみつき助けを乞うた。

 だが、シンジの返した答えはアスカの予想を裏切るものだった。

「駄目だよ……アスカの膣内、とっても凄いんだ……うねって、僕のオチンチンにいっぱい絡みついて……凄すぎるよアスカぁ、こんなの……こんな凄いアスカの膣内は初めてだよ……」

 熱にうかされたように言いながら、シンジはほとんど反射的に腰を突き上げ始めていた。

 男のペニスに負けぬ長さと太さを持つシンジのペニスに子宮口を抉られ、一足飛びにクライマックスに突き上げられたアスカは肺腑から全ての空気を吐き出すしかなかった。

「かはあっ!」

 アスカは全身を強張らせ、突き上げられた膣の奥深くに沸き上がる女の悦びを覚えた。

 いや、ようやくそちらの感覚を思い出したと言うべきか。

「駄目ぇ……シンジ……やめてぇ……これ以上……突かないでぇ……」

 肛門に感じる牝犬としての痛みと、オマンコに感じる女としての快楽に感覚全てをぐちゃぐちゃに引っかき回され、アスカは自分の官能に対する感じ方が凄まじい勢いで変化していくのを感じないではいられなかった。

「おらおら、だんだん後ろの穴がスムーズになってきたぜぇ……そろそろケツの穴でも感じ始めてるんじゃねぇのか?」

「そ……そんなこと……ひぐうっ……」

 否定しきれない。

 そう、間違いなくアスカの身体はアナルの淫楽に染まり始めていた。

 男は荒い息をついて自分をセーブしながら、それでもシンジに話しかけた。

 アスカをさらに淫らな大輪の花に開花させるために。

「サードチルドレンよぉ、おめえさんも感じんだろ。この牝犬の穴の中肉一枚隔てただけで俺とお前のチンポがぐりぐりと擦れあってるのをよぉ」

 しかし、シンジは男の言葉に応える舌を持たなかった。

 それだけの余裕がシンジには残されていなかったのだ。

「ふん、喋る余裕もねえってさ、お前の恋人さんはよ。まあ二人揃って超淫乱で羨ましいこった。さ、そろそろ本気でイカせてもらうぜ、こちとらさっきから我慢し続けではち切れそうなんだからなぁ」

「嫌……あ……やめてぇ……これ以上、かっ……感じ……させないでぇ……」

 アスカのあげた悲鳴に、男の顔が満足げに歪んだ。

「おおっと、言ってることが変わってきたじゃねえか? ええ、牝犬!」

 男はアスカの二本の房になった長い髪を轡のように掴むと、ぐいと後ろへ引っ張った。

 がくんと顔をのけ反らせ、アスカは大きく開いた口からぼたぼたと涎をこぼす。

「あうぅ……擦れてるぅ……アタシのお腹の中でぇ……二つのオチンチンが擦れてるのおっ! 凄いぃ……凄いよぉ……アタシ、こんなの……こんな凄いの初めてぇっ!」

「あ……アスカぁ、そんなに締めないで……僕、もう……」

「おおっ、具合いいぜ……後ろはもっと締めてくれよ……まだまだお代わりはたっぷりあるぜぇ……いくらでも、おまえの中から溢れ出すくらい俺の精液をぶちまけてやるからよぉ」

「ひぁ……ぅう、嬉しいぃ……出して、いっぱい出してぇ……はひ……凄いの……凄いのぉ……アタシのオマンコの中をシンジのオチンチンが抉ってて、あなたのチンポがお尻を引っかき回してぇ……くはぁ……いやぁ……もう駄目ぇ……駄目よぉ……アタシ、もう何も考えられないよぉ……イクよぉ……イッちゃうよぉ……」

 ガクガクと腰を震わせながら、アスカは涎をシンジの顔の上に撒き散らしながら、身も世もないように顔を振り、おぞましいほどの快楽に酔いしれていた。

「いいぜ……いいぜ、ブッ壊れちまえよ……女はそれっくらいの方がずーっと綺麗だぜぇ……」

 男が突き上げるアヌスからは、男のチンポから垂れ流される粘液がようやく溢れ出して滑りが良くなり始め、オマンコから出る音と変わらぬ粘液の絡みあう音が漏れ始めていた。

「ひいいいいいいっ、い……いいよぉ……アタシのオマンコが溶けちゃうぅ……お尻も一緒に溶けちゃうよぉ……なんでぇ……なんで、お尻がこんなに気持ちいいのよぉ?」

 もはやアスカの表情は泣き笑いの状態だった。

 快楽と言う言葉に本来含まれる、苦痛と悦びの両方を生まれて初めて同時に味わい、アスカは完全に自分がその味に狂い始めたことを認識せざるをえなかった。

 そして、その味に狂えることを心から狂喜していた。

「お前が根っからの淫乱だからだよ。それを恥じることはねえ。こんな淫乱なエリート美少女を彼女に出来たんだ、サードチルドレンは世界一の果報者だぜ、なぁ!」

 シンジを促すように男は突き入れる角度を変え、オマンコに埋没するシンジのオチンチンに自分の亀頭の動きが判るように抉り込んだ。

「うああっ、ぶ……ぶつかってるっ! アスカの膣内で、僕のがっ……アスカぁぁっ……凄いよぉ……アスカのオマンコが凄……絡みついて、きつくて、柔らかいよぉ……僕のが……僕のオチンチンが溶かされていくみたいだよぉ……」

 狂ってしまったのはアスカばかりではなかった。

 シンジもこの異常な状況下で、かつてないほどの悦楽を味わい、自分が怖ろしくなるほどに感じまくっていた。

 見ず知らずの男に最愛の少女が後ろを犯されているというのに、怒りを感じることも出来ず、自分もまたその膣内に同じようにチンポをぶち込んでいることに、シンジは良心の呵責を覚えることすら出来ないほどだったのだ。

「……いいの、シンジ? アタシの膣内が……そんなにいいのぉ?」

 ふとシンジが見上げると、アスカが酷く優しい瞳で自分を見つめているのに出会った。

「凄いよ……凄く気持ちいいよぉ……アスカぁ……」

 素直にシンジはアスカの瞳に甘え、顔を上げてアスカの乳首にむしゃぶりついた。

 尖ったピンクの乳首に唇を滑らせ、舌でねぶり、歯を立ててそれを喰い千切らんばかりに引っ張り上げる。

「ひぃやぁっ……いいっ、胸がぁ……シンジに舐められて胸がいいのぉっ……嬉しいぃ……こんなアタシでも……いいのね、シンジ……」

 アスカは嬉しさのあまり、たふたふと揺れる豊満な胸を力いっぱいシンジの顔に押しつけた。

「いいよ……アスカがどんなに淫乱でも僕は構わないよっ……あううっ……だから……だから、アスカの膣内にいっぱい出してもいいよね……」

 圧倒的な量感を持つアスカの胸に口と鼻を塞がれて、窒息しそうになりながらも、シンジは必死に言い募る。

「出して……出していいのぉ……早く出して、いっぱい出して、アタシのオマンコの中、シンジの精液で溢れさせてぇっ!」

「出る……もう出るぅ……」

 シンジが腰を一際強く突き上げると、後ろに収まっていた男もラストスパートを開始した。

「お……俺も出すぜぇ……いいな、牝犬っ!」

 ぐちゃぐちゃとアスカの二つの穴から淫猥な水音が絶え間なく続く。 

「ああっ、出してぇっ! いっぱい、いっぱい出してぇぇぇぇぇっ!! アタシのオマンコとお尻の中に、二人の精液いっぱい飲ませてぇっ!」

 ぐるんと円を描くようにアスカの腰が回され、二人のクライマックスを急き立てる。

 そして、その動きで確かに二人は絶頂へと導かれた。

「うぐううううっ!」

「うおおおおおっ!」

 同時に二人の男の口から苦鳴が漏れた。

 そして、男たちの苦しげな呻きは、アスカにとっては天上の調べにも似た、極上の旋律となって耳に届いていた。

「おうああああああああああああああああっ! かっ……くは……あ……ひ……くぉ……か……あひ……で、出てるよぉぅ……オマンコの中にシンジのザーメンがいっぱい……凄くいっぱい流れ込んでるぅ……子宮がぁ……シンジの精液で溺れてるぅ……あ……ひ……お尻も……お尻も熱いのぉ……お腹の奥まで……精液流れ込んでるぅ……もう……アタシの中ザーメンでいっぱいいいいいっ! イクぅ……もうイッちゃう……アタシ……こんなの知らないぃ……わかんないよぉ……でも……死ぬほど気持ちいいのおっ! あひいっ、オマンコとお尻しか感じないぃっ……もう……イッちゃうぅぅっ……死んじゃうぅっ……アタシ……ザーメンで溺れちゃうよぉぉっ! くあひぃっ……イクぅ……いくぅいくいくいくいぐぅあああああああああああっ!!」



 びくんびくんっ、と身体を白魚のように跳ねのたくらせて、アスカは今日まで想像することも出来なかった桁違いの快楽の渦に呑み込まれ、その深淵に堕ちていった。

 しばらくの間、三人は身じろぎ一つせず、そのままの格好で嵐のようなセックスの余韻に浸っていた、が、シンジが汗と涙と涎と鼻汁で汚れきったアスカの顔に舌を這わせ始めた。

 その淫猥な汚れを清めるように。

「し……シンジ……?」

 舐められるままに、アスカはシンジの名を呼ぶ。 

「アスカ……凄く綺麗だよ……」

 シンジが言った言葉にアスカの瞳に見る見る涙が溢れ、こぼれ落ちた。

 アスカはもう何も言わず、シンジにキスの雨を降らせるだけだった。

 そんな二人にあてられたのか、男が体を起こし、アスカから離れると肩を竦めて言う。

「かーっ、たまんねぇな……俺は単なる当て馬かよ……ま、いいさ、今日は死ぬほど楽しませてもらったからな……」

 そう言って、男は立ち上がろうとしたが、その手をアスカが掴んでいた。

 そう、がっちりと。

「?」

 その意外なほどの握られた手の力の強さに、男は驚いていた。

「もう……やめちゃうの?」

 男に向かって意味ありげに微笑みながら、アスカは自分の腰を前へずらし、すっかり力を失った男どもの欲望の象徴を二本とも自分の体内から引き抜く。

「アタシをこんなにしておいて……逃げるなんて絶対許さない」

 そう言いながらアスカは、下腹に力を込める。

 するとアスカのオマンコとお尻から、ごぷ、と音を立てて黄色味がかった乳白色の液体がたらりとこぼれ落ち、アスカの真っ白い太股を伝う。

 それを人差し指で塗り延ばし、自分自身の愛撫でアスカは身体を小刻みに震わせた。

「ここが……アタシのいやらしいところが疼いて……疼いてたまんないのよぉ……ねぇ、判るでしょう?」

 その光景は、一瞬にして男の理性を撃ち砕いていた。

 もっとも、ここに二人を軟禁した時点で男に理性など無いも同然ではあったが。

 ひくっ、と男の口許が引きつった。

「い……いいんだな……おまえら……」

 それは確認ではなかった。

 目の前の少女が望んだ、今以上の性の饗宴への扉を開くための宣言だった。

「いいわよ……好きなだけ犯して……アタシの疼きをそのぶっといので止めてぇ……」

 挑発するように、アスカは答える。

 そして、シンジも頷いた。

「アスカが……それを望むなら」

 もはや、この三人の闇の祝宴を止める手立ては失われた。

 後はただひたすら、性の宴を享受しあうだけのことでしかなかった……

 ――死ぬまで、犯り抜いてやる……



「あううっ、またぁ……また出るよ……アスカの膣内にいっぱい出すよぉぉぉっ!」

 ばちゅっばちゅっと粘ついた水音を立てながら、シンジの腰が激しくアスカの尻にぶつけられていた。

「来てぇ……いっぱい来てぇシンジぃっ! もっと、もっとアタシのオマンコをアンタの精液で溢れさせてぇっ……」

 犬のように這いつくばり、アスカはひいひいと喘ぎながら、際限のない欲望を貪り続けていた。

 それに応え続けるシンジの欲望もまた、底抜けの貪欲さを誇っていた。

 二人のぶつかり合う腰はギラギラとぬめり光る欲望の粘液で覆われ尽くし、腰の一振りごとに、にちゃぁと淫らな糸を何本も引いて滴り落ちていた。

 シンジは後ろからアスカの身体を抱え込むようにして、アスカの柔らかく大きな胸に手を伸ばし、その肉塊を掌いっぱいに包み込み、まるでパン生地よろしくこね回していた。

「あひ……胸がぁ、胸が感じてるぅっ……もっと、もっとよ……もっとこねくり回して、乳首も千切れるくらいに引っ張ってえっ!」

 アスカの胸もまた、二人を結ぶ性器と同じく、大量に塗り込められた精液でぬるぬるになっていた。

 その精液をローション代わりとし、シンジの手は滑るように動き、微妙なタッチを以てアスカの性感を限りないくらいに高めていた。

 なにしろシンジが掌をいっぱいに開いても、楽々アスカの胸はそれを上回り、シンジの握りしめる指の間から張りつめた肉が弾けて溢れ出すほどなのだから。

 ぐにゅぐにゅと胸をまさぐられて喜悦の悲鳴を上げながらも、アスカはもう一人、アスカの前に横たわった男の逸物を必死にしゃぶり立てていた。

「ほらぁ、あなたも……アタシの顔にいっぱいかけてぇっ……白くてネバネバの精液もっとかけてぇっ……もうすぐぅ……もうすぐイッちゃうからぁ……ねぇ、おねがいぃ……あなたもシンジと一緒に出してよぉ……」

 しかし男からの返答など、返ってくるはずもなかった。

 男は半分がた意識を失った状態にあったのだから。

「……ひっ……ひっ……」

 時折聞こえる、しゃくり上げるような息だけが男の発することの出来る全てだった。

「あっあっあっ……い……イク……また……イけるぅ……」

「アスカぁあああああああああああっ!」

 シンジが激しく身震いし、アスカの膣内へと幾度目とも知れぬ精液を放った。

 と、同時にアスカの舌に執拗に愛撫され続けていた男のチンポからも少量ではあったが、精液が噴出する。

 四肢を突っ張らせ、アスカはいくら貪っても飽き足りぬアクメを貪り尽くし、男の精液を顔に悦んで受けた。

「あひぃ……もうアタシ全部どろどろよぉ……汚れてないところなんかどこもないのぉ……二人のザーメンで体中べたべたぁ……ああん、このドロドロが死ぬほど気持ちいいのよぉ……」

 ほとんど身体の全てをザーメンで覆い尽くされながら、アスカはそれを両手で塗り延ばしながら悶え狂う。

 だが、シンジは気づいた。

「……アスカ、この人?」

 放出の余韻を楽しみながらアスカの胸をまさぐっていたシンジが耳許に囁く。

「ホントに逝っちゃったみたいだよ……」

 男は死んではいなかったが、白目を剥いて口から泡を吹きだして完璧に気を失ってしまっていた。

「ああん……非道ぉい……まだまだこれからじゃない……」

 本当に口惜しげにアスカが身体をくねらして、不平を漏らす。

「どうするアスカ、帰る?」

 あっさりとシンジが言う。

 しばらくアスカは唸るように考え込んでいたが、やがて言った。

「うん……帰ったら、続きをしてくれるって、シンジが約束してくれるなら」

 先刻までの妖艶さは何処へやら。可愛らしく頬を赤らめてアスカはシンジにねだった。

「それは……いいけど」

 事も無げにこんな言葉を返すことの出来るシンジ。

 ほとんど化け物すら凌駕する体力の持ち主であった。

「それなら帰ろ、こんな埃っぽいところ、もう飽きちゃった」

 そう言うとアスカはすっくと立ち上がり、スポーツバッグの中から水泳授業用のタオルを取り出し、体を拭き始めた。

 シンジも同様にしながらアスカの白い背を見つめつつ、その背に声を掛ける。

「……アスカ、お願いがあるんだけど」

「なによ、あらたまって?」

「後ろ……僕も入れさせてもらってもいい?」

 そう、シンジはアスカのアナルには結局入れずじまいだったのだ。

 アスカは悪戯っぽく笑うと、シンジの鼻先にちょんと自分の人差し指を置いた。

「いーっぱい出してくれるって約束できるならね」

「頑張るよ、アスカのためなら」

「嬉しいっ!」

 アスカはシンジの頬にキスすると、そそくさと着替えを終えた。

「帰ろっ、シンジ」

 愛しい少年の腕に自分の腕を絡め、少女はその手を引っ張るようにして部屋を出てゆく。

 やがて、扉が閉じられた。

 部屋は、闇の中へと沈んだ。

 それからどれくらいの時間が経ったろうか?

「ば……ばけもん……」

 という、声が聞こえ、再び静寂がその部屋に訪れた。



 前任者と同じ道を、置き去りにされた男が歩んだのは今更言うまでもないことである。