「ねぇ〜シンジ。奇麗な入り日ねぇ。バカンスって感じだわ」

アスカが僕の方をむいて話し掛ける。
二人だけのバカンス。

さっきまでベッドでじゃれ合っていた僕たちは二人とも何も身につけてない。
そのままアスカは木造のバルコニーに出る。
夕日がアスカを染め上げて
とても奇麗だ。

「ほらぁシンジぃ、早くこっち来なさいよぉ。とってもいい眺めなんだからぁ」

アスカの奇麗な体が夕日に映えて僕は見慣れてるはずのその美しい

肢体に見入ってしまった。
今の日本とは違って気温は高いけど湿度の低い心地よい風がアスカの
紅茶色の髪を緩やかに吹きすぎていく。その一瞬に僕は女神を見た。

「あれぇ、シンジ。もしかして見とれてるぅ?どう?惚れ直したぁ」

甘えた声で呼びかけられて、僕は現実に復帰した。

風に靡く髪を掻き上げポーズを取ってみせるアスカに微笑みかえす。

「うん、とっても奇麗だ。ううん奇麗なんて言葉じゃ言い尽くせないよ。」


そう、アスカは僕だけの女神だから。

そんな僕の台詞に恥ずかしくなったのか視線をそらして

「もう、バカ……恥ずかしい奴ね」

「ふふ、大好きだよ僕のアスカ…」

近寄って抱きしめる。アスカの匂い。アスカの温かさ。アスカの柔らかさ。

そして、その細い体。こんな細い体で君は頑張ってたんだね。愛おしさ
を込めて、優しくアスカを抱きしめる。

「シンジ……ずっとずっと一緒よ……」

「うん…離さないよ。アスカ…」




                     written by pzkpfw3様