有明夏の陣2003〜雨と祭りと満員電車〜

1日目、さよなら100系グリーン

2003年8月15日

前夜の祭りに一抹の不安を感じつつ、東京へ向けて出発する。
今回はいろいろと交通費がかかったので今回名古屋までは急行で行くことに。
ダンボール箱を載せたカートを片手にロングシートの急行で一路名古屋へ。
名古屋駅でかけうどんを食い、新幹線ホームに入る。

今回東京まで乗車するのはこだま464号のグリーン個室1人用である。
(補足、乗車車両149-146、5番個室)
今までのコミケの時にもグリーン車には良く乗っていたが、それはあくまでぷらっとこだまの割引切符。
しかし今回は定価で購入・・・9月で無くなってしまう100系グリーン車、特にグリーン個室へのお別れ乗車のためである。
小田原付近で徐行運転との知らせを聞きながら11時54分、定刻に名古屋を出発。
さて、グリーン個室1人用は車両の海側に、海側を向いて座席が設置されている。
簡単に言うと座席は横向き、目の前を数分ごとに下り列車が通り過ぎる独房であった。
・・・まぁ、これも良い思い出だと思いつつ備え付けのラジオで高校野球を聞くことに。

そんなこんなのうちに列車は三島に、ここから小田原まで大雨のために70kmの徐行運転。
気分はつい数時間前に乗っていたロングシートの急行である。
かなり傾いて停車の熱海、椅子から落ちる。
・・・と、車内が急に騒がしくなり、自由で席ではデッキもいっぱいになったとのアナウンス。
このグリーン個室の通路も急に人が沢山乗ってきた。
なんとこの雨のため小田原〜三島間では在来線が完全にストップ、そのため熱海をだ出する人が多数乗ってきたのだった。
無論グリーン車もいっぱいに、個室で良かった・・・。
結局列車は約10分ほど遅れて東京着。

その晩、神田のいつものホテルでくつろいでいるとFolowindさんから電話。
お忙しくてコミケに来れないかもしれないとのことで急遽上野で会うことに。
上野で小一時間トゥルーのことなどについて語る。

この晩は翌日に備えて早々と就寝。


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