03.表紙データの作り方 (その2)CMYKによる色つけ 1ページ Photoshop画面ではきれいな明るい色だったのに、印刷されたのは少しくすんだ色になってしまった…という事があるようです。 RGBとCMYKでは色領域が異なるので、RGBで使っていた色が同じようにCMYKでは表現されない事があります。これを知らずに色を塗ってしまうと「データと仕上がりが違う!」というトラブルになりかねません。 “CMYKではどんな色を使えばいいの?”と思いますよね〜。大まかですが見分け方としてはまず、カラーピッカ−画面を出して下さい。ここで色領域を適当にいじっていると、“工事中マーク”みたいなのが(←どんな表現だ。笑)出る時があります。このマークが出る色は、色見が変化する恐れがあるという警告です。 この警告が出た色は使用しない方が良いのですが、どうしても使用したいという場合は色合い変化を承知の上でご使用下さい。 ![]() 色合いが変化…といっても真っ赤が真っ黒とかにはなりませんが(逆になったら怖いですが。笑)少し暗くなる(暗くというか、“くすむ”という方が合っているかな〜)色合いになる感じです。もちろん、このような効果を狙っての色使いなら問題なしですが。 CMYKについては、印刷所HPやマニュアルに細かく載せている印刷所も多いので、色についてのトラブルが多いという事かも知れません。利用する印刷所に色についての説明が無い場合は、その他の印刷所HPやマニュアルを参考にしても良いかと思います。 また、CMYK印刷向きのカラーパレットをフリーダウンロードできる個人サイト等もあるようです。ネットでいろいろと探してみて下さい。(^o^) 今まで入稿した(マニュアル請求した)印刷所の中で、特に注意事項として挙げているのが多かったのが『肌色』と『黒(ベタ)』についてです。これについて少し書きます。 まず、最初に『肌色』です。人物絵の中で肌色は、キレイに見せたい色の一つだと思います。もちろん、普通に肌色を作って塗る事ではありますが、その際の色の数値に注意が必要です。 情報ツール(またはカラーピッカー)で、作った肌色のCMYK各数値を見て下さい。ここで“C”と“K”に1%以上入っていると、Photoshop画面では特に問題無いように見えますが、印刷すると肌色に濁り(くすんだ色合い)が出るようです。 ![]() きれいな肌色にするには“M”と“Y”のみで作って下さい、濁りの無い肌色となるようです。 次に、『面積の広い黒ベタ』です。 Photoshop画面では、CMYK各100%の黒で塗りつぶしツール等を使えば、クッキリとした色ムラの無い黒ベタが簡単にできますが、印刷されると思ったよりキレイな黒色ではなかったり、使用する紙によっては(または印刷機械によっては?)色ムラや裏移りしてしまう事があるようです。 どこかの印刷所HP(マニュアルだったかな?)の注意事項で「表紙全面積3分の一以上使う黒ベタは、避けた方が良いです」と書いてあるところがありました。広い面積では黒ベタを使わない方が良いかも知れません。 また、ベタで使う黒色は“C70% M60% Y60% K90%”で作れる黒色(リッチブラック)が良いようです。画面上で見るとCMYK各100%の黒に比べると薄いような気がしますが、印刷されると深みのある黒色で仕上がります。私も試しましたが、なんと表現したら良いか…『艶のある黒色』って色合いでしょうかね〜。(^o^) って、やっぱり表現下手だな〜私(笑)。 別の印刷所では“C50% K100%だとキレイな黒ベタになります”というのもありました。印刷所によってはこのように数値を指定してくれているのもありますので、印刷所HPやマニュアルを確認すると良いかと思います。もし心配であれば、印刷所へメールや電話で「黒ベタを広い面積で使いたいのですが、注意する事はありますか?」と確認するのも、後でトラブルにならない為には良い方法ではないかと思います。(^o^) ただし、このCMYK数値はあくまで“ベタ”で使う際の数値です。文字や主線のような細い線の場合は各数値100%の黒をお使い下さい。 次ページへ |